昨年(07年)のエイプリルフール企画で書いた小話の再録です

実はテーマは笑顔でした

チャコの品定め

タイトルは『源氏物語』帚木の一場面から。艶っぽさはどこにもありませんけれども(笑)
男性陣のそれぞれの反応は、どれが誰のものかわかりましたでしょうか?
チャコはルナのお相手がどうこうという視点を差し引いても、 大人の女性の余裕で、男性陣を手玉にとりそうですよねv
なんだかんだと、色々ちょっかいだしては面白がるという、そんなシーンをもっと見てみたかったなと、そんな願望もつめこんでみました。

 

練習百編、成果おのずから見わる

語呂が悪いのですが、タイトルは「読書百編意おのずから通ず」ということわざより。「見わる」は「あらわる」と読んで下さい。原文は「義自ら見わる」となっているそうです。
さてさて、タコの千年ですが、もちろん報われたわけですよね。だからこそ書けるお遊びということで。

話はタイトルに戻りますが、某中学の眼鏡のテニス部長の技に「百練自得の極み」というものがあるそうです。これはたぶん、この諺からきているんでしょうねえ。もういっそ、この小話のタイトルもそれでよかったかも(笑)

 

そらの上の王子様

そばかすーなんてーきーにっしっないっわーってなわけで、タイトルは丘の上の王子様から。
キャンディ世代は、私より少し上だから、わかる人の方が少ないのかもしれませんね。今はごたごたで単行本は絶版、アニメの再放送もありませんから。私自身、アニメをちゃんと見たことも漫画を読んだこともなかったのですが、図書館でみつけた文庫版で読破することができました。こんな話だったのかと驚愕でした。要するにキャンディの男性遍歴を綴った物語(語弊があるってば)。めくるめく恋愛模様にくらくらでした。もっとおちゃめな漫画かと思ってた。
小話の方はおちゃめに作ったつもりなんですが。そしてほんのりせつなくしたつもりなんですが。
どうでしょう?

08.04.16

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