プレイ記録 譲 十六夜ルート 〜終章〜 目次に戻る/遙か部屋に戻る
<十六夜 終章 最終決戦> 壇ノ浦はいきなり大嵐でした。
「完全な力なんてなくても白龍は大事な仲間だよ」
いきなり萌え会話が挿入されましたけど、なんで声がついていないんだ!
「この戦いの先にある未来のために俺は戦います」
って、こういう中原ボイスを! もっと中原を! しかし、清盛さんの往生際は悪く、おとなしく封印されてはくれません。黒龍の逆鱗を取り出し、呪詛を遺していきました。
望美ちゃんは穢れを払ったときのように、清盛の呪詛を退けようとしますが、呪詛は清盛の存在を賭けたものなので、人の身には大きすぎ、望美ちゃんには浄化できないそうです。だから私に任せろと白龍ちゃんが頑張ってくれるんですが、完全じゃない自分にもやっぱりできないとうちひしがれる白龍ちゃん。任せろなんて大きく出ただけにちょっと情けないですが、これはそれだけ事態が深刻ってことですよね。笑う所じゃないよ(と自分に言ってみる)。
「大丈夫……ですか。しっかりして」
大丈夫とどうしようもないのか。
「白龍、私は、白龍の神子だね」
ぐは。その「先輩」って息の抜き方だけで、くらっと来た。
「そうだよ。あなたは、私の神子だ」
でも譲はそんな冷静じゃないよね! 冷静でいられるわけないよね! |
<十六夜 終章 かわいそうな譲> ってコーヒーくらいで落ち着くかぁ!(ちゃぶ台返し)
望美ちゃんの決意は固いのです。譲くんだって(それができると)知っていたんでしょう、と、きっぱり言いきる望美ちゃん。こういう時はやっぱりお姉さんぽいですよね。
「だと…しても……」
可愛そうな譲! もう泣きそうですよこの子。
「本当に――使えるとしてもそんなのは駄目です。あなたが犠牲になっていいはずない」 犠牲になるのはコレットだけじゃないんだ! ってロイドくんも言ってた(ような気がする。そんなセリフなかったっけ?)
「世界なんて――っ、そんなものどうなったってかまわない!」
よく言った譲ー!!!
「あなたと引き換えにできるものなんて、ない!!」
そうだ。まったくもってその通りだ。 誰だ十六夜ルートは譲に優しいなんて言ったのは(お前だ)。全然優しくなんてないじゃんかー!!! そういえば優しいのは譲が不在の時だった。譲がいたらやっぱり可愛そうイベントになってしまうのだった。そして最後の最後に最大の不幸が。望美ちゃんのために自分にできることが何もないまま望美ちゃんを失ってしまうだなんて、そんな譲にとって一番辛い状況が、選りに選ってこんな形で訪れてしまうとは。逆ギレ告白の千倍は可愛そうな状況なんですが。
「私は世界も、譲くんも守りたいよ。大好きだから」
ごめんよ。譲。私はかわいそうな君が好きなんだ。
「いやだ。そんなのはいやだ! 行かないでくれ、先輩!!」
敬語もかなぐり捨てて泣き叫ぶ譲くん。
「もう、秋か……。あれから半年も経ったのか」
ええ!? 半年ですか!? |