プレイ記録 譲 十六夜ルート 〜六章〜     目次に戻る遙か部屋に戻る

<十六夜 六章 京の怪異を鎮める前に>  

攻略サイトを探すのは面倒なので適当に進みましたが、
京に行って正解だったみたいです

 十六夜イベントの前に、清水寺での将臣くんイベントに遭遇。
 悪いが二人にしてくれと行ってしまう将臣くんと望美ちゃん。
 取り残される譲。
 いかん! 胸が痛い!
 これはさすがに譲がかわいそうすぎて胸が痛い。

 将臣くんルートもやってみたいなんて言ったけど、こんな調子じゃ到底無理じゃん!

 

 やっぱり私には譲しかいない(笑)と思いつつ、蜜月イベントに遭遇。秋のお庭には譲くんが望美ちゃんのために植えた撫子の花が咲いていました。
「神子の優しい心が花開いたかのようだね」
 白龍のこのセリフ、ちっちゃい白龍ちゃんからもらったんならときめいたんだろうけどなあ。おっきい白龍だと、ひたすら照れるっていうか、むずがゆい。恥ずかしいので話題を変えましょう。
「譲くんにも教えてあげなきゃ」
「そうだね、きっと譲も喜ぶ」
 白龍は譲とも仲良しですよねー。見ていてほのぼのするー。
 でも、こういう反応を返してくれるのも、ちっちゃい白龍ちゃんだったらなあとつい思ってしまう(しつこい)。大きい白龍も結構好きなんですけど、ちっちゃい白龍ちゃんはもっともーっと好きなんですよう。
 まあでもこのイベントの白龍は部屋着だから、あのなんだかくどい感じがないので、いいですけど。(ひどい言い様だな)

 譲くんを探していると傷の手当てをしているところにでくわしました。
 あの時の傷だろうかと望美ちゃんが思い出したのは宇治川のこと。
 うーん。それはさすがに治ってるんじゃないのかなあ。あの時雪が降っていて今秋でしょ? 季節が一巡りしようとしてますからねえ。あの時の傷がそんなに重傷なら譲が戦についていけるわけないし。
 無茶をくり返しているからなかなか完治しないってことでしょうかね。弁慶さんもそんなこと言ってますしね。

 望美ちゃんが聞いているとも(譲は)知らず、二人は恥ずかしい会話を続けていきます。
「神子として戦わなければならない、あの人を守る」
 決意を打ち明ける相手は弁慶さんなんですか、譲くん。弁慶さんがどんな顔して聞いてるんだか気になる。きっと弁慶さんは内心にやにやというかすっごい生あったかい微笑みを浮かべているに違いない。青い青いなこの子は!とか面白がっているに違いない。

「それが八葉の役割でもあるんでしょう?」

 って正直だな譲! やっぱ青いな!
「八葉の役割で
 ってか。
 自分が望美ちゃんのためにがんばってるのは、別に自分が八葉だからじゃありませんよと堂々と告白。うん、まあね、そんなの弁慶さんも他のみんなも知ってるけどね。弁慶さんの笑みがさらに生ぬるくなりましたよ!
 あんまり無茶をしないようにという弁慶さんに対する反論の根拠として言っているんでしょうけれども、ほんと面白いわ、この子。
 相手が望美ちゃん本人じゃなければ、そんだけ堂々と宣言できるんだね。男らしくも女々しいなこの子。
 なんにしてもわかってますよそんなことと、きっと弁慶さんも思ったに違いない。だけどそう思っても直接言わないのが弁慶さんの弁慶さんたる所以なんですね。

「君はどう思いますか、望美さん」

 なーんて、譲にここまで言わせた上で望美ちゃんに話をふるなんて。譲がんばれ。朔ちゃんだけじゃなくて弁慶さんも応援してくれてるぞ(面白がっているぞ?)。
 あとは若いお二人だけで……とまるでお見合いをしきるおばさまのように弁慶さんが退場なさった後、望美ちゃんに譲くんは問い詰められます。
 譲くんの傷が宇治川のものだけのはずはないと、望美ちゃんにもわかったようで、福原の戦でも怪我をしたんでしょうと顔を曇らせます。

「全然気がつかなかった、ごめん」

 謝ったら絶対辛そうな顔するんだろうなとこのセリフにしたら案の定でした。些細な傷だから気にするなとのこと。
 譲くんは、望美ちゃんに一欠片の負担も与えたくないし、辛い思いをさせたくないと思っているので、心配されるのは嫌なんですよね。でもまったく気にかけてもらえなかったら、それはそれで寂しがるんだこの子は。もうどうしようもなく青い。
「私がもっとちゃんとしてれば、みんなに怪我なんてさせないのに」
 と続ける望美ちゃんに、ますます辛そうな顔をする譲くん。
 譲くんは望美ちゃんの強さもたくましさもよく知っているんだけれども、それだけに無力な自分との差を感じて情けない思いを噛みしめるはめになるんだろうなあ。先輩は遠すぎて俺には何もできないって、どんどん沈んでいくんだろうなあ。

 将臣くんだったら、こいつは強いから大丈夫って、結構平気で心配も負担もかけそうなんだけど。ここまでなら大丈夫というラインを持ってて、そこまでは好き放題しそうだ。それを越えちゃいそうな時は、きっちり支えたり守ったりしてあげるんだろうけど。
 彼は、何につけても距離の取り方が上手そうに見えます。
 この兄弟って人生に対するバランス感覚に差がありすぎだ。なんでこう譲は常に全身全霊をかけた全力投球なんだろう。お兄ちゃんに力の抜き方を教えてもらいなさい。

<十六夜 六章 まだまだ怪異はほったらかし> 

 で、撫子の花をもらったその夜、なのかしら。

 神子を守ると言った譲の告白を聞いて、眠れない望美ちゃん。
 望美ちゃんが譲くんを気にかけている乙女展開ー!! 譲よかったね譲よかったね。通常ルートも悪夢のこと心配してくれてたけど、イマイチ乙女心から離れてたもんね。お姉ちゃんが弟を心配する展開だったもんね。

 蜜月ルートは本当に望美ちゃんの気持ちの方を追いかけてくれますね。通常ルートであまりにも望美ちゃんが鈍感だったので、そこのところのフォローでしょうか。
 望美ちゃんは真剣に考え込んでいます。

「私のせいで誰かが傷つくなんて、嫌だ」

 ってちょっと待てー。「譲くんが」じゃなくて「誰かが」なの!?
 譲、他のみんなと一緒にくくられてるんですけど。十把一絡げ。あ、そういえば、八葉+朔+白龍でちょうど十になりますね。まさに十把。うまいこと言うなあ、私(お前な)
 ううむ。弟を心配するお姉ちゃんじゃなくて、八葉と世界を心配する神子のセリフなのかぁ。それも譲にしてみりゃビミョーな展開。
 蜜月ルートって譲に優しいのか優しくないのか、ほんっとわかんない。

 みんなを守ることをあきらめることはできないと、力を求める神子ちゃんはどこか不思議な世界へ。驚いていると譲くんの声が。
 譲くんはホットミルクを持ってきてくれました。
 きっと昼間のことが気になったんでしょうね。
「こんなことしかできなくて」 
 って言ってますけど、できることからするって大事なことですよね。もうこの子ってばこんなに前向きなのに、どうしてあんなに後ろ向きなのか。

「ごめんね、心配かけて」

 また謝る望美ちゃんに、今度は笑顔で答えた譲くん。好きでやっていることだからかまわないそうです。
先輩のことが好きでやっているんだから」
 って顔が言ってます。ええもう、はっきり太字で顔に書いてあります。望美ちゃんにだけは読めないインクで(笑)。

 この後一人で悩まないでって望美ちゃんに言う譲くん。俺じゃなくて他の八葉でもいいからもっと頼りなさいと。八葉は神子を守るためにいるんだからと。
 望美ちゃんが頼りやすいように、あえて役目なんだというところを強調したんでしょうね。あの手この手で望美ちゃんの負担を軽くしようと頑張ってます。

「どうして八葉は神子を守るのかな」

 でも望美ちゃんの思考が別の所に飛んでしまったので、譲の意図は空振ってしまいましたね。可愛そうな譲。お前なんでそんな器用なのに不器用なんだ。

 神子なんてたいしたことないのに、と譲を置いてきぼりにしてますます力を求める望美ちゃん。神子はすごい存在なんだと言われれば言われるほど、今の自分にできることが小さく見えてもどかしいんでしょう。
 力を求める神子に白龍の力が応え、また不思議な空間へ。

 これは遙か1の物忌みイベントを見ているようですね。
 なんとか戻ってきた望美ちゃんに、心配しないでと言われてまたも悩む譲くん。そんなことを言われても、譲くんが望美ちゃんのことを気にしなくなったらもうそれは譲くんじゃありません。俺にできることはないのかと、あせる譲くん。
 でもね、笑って心配しないでって言うのは、君の得意技でもあるよね。譲くんも、そして望美ちゃんも、人にされたら気にするくせに、自分が同じ事をしていることには気づかないんですね。

 さて、蜜月も満ちましたので、怪異をさくっと片づけに行きますか。

<十六夜 六章 さくっと怪異> 

下鴨神社→仁和寺→鳥羽殿

 下鴨神社では、
「俺が見てきますよ。まだ、何か残っていたら危険ですから」
 と張り切っている譲くんが可愛かったです。
「何か残ってたら、譲くんだって危険なのに」
 と思っているのに、追いかけていかない望美ちゃんが面白かったです。
「一人で探しにいくなんて無茶しちゃ駄目だよ」
 とちゃんと注意する望美ちゃんとそれで照れちゃう譲くんが面白かったです。

 仁和寺では、
「お前たち兄弟ってさ、案外似てるんだね」
 とヒノエに言われて、譲は驚いたのに、将臣くんは「そうかもな」って言うのが面白かったです。
 案外っていうのもね。
 ぱっと見では全然似てないって、ヒノエくんも思うんですね。

 鳥羽殿では、
 一番あっさり怪異が鎮まりましたね。熊野コンビは女性の扱いが上手いというそんなイベント。
 意外に敦盛さんも女性の扱いは上手いのかもしれないなあ。

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