プレイ記録 譲 十六夜ルート 〜四章〜     目次に戻る遙か部屋に戻る

<十六夜 四章 那智の滝>  

 四章の十六夜イベントってどこで何をすればいいんでしょうか。 

 敦盛さんイベントに先に遭遇してしまいました。
 弁慶さんから那智の滝の情報を仕入れ、誰か一緒に行く人いないかなと考える望美ちゃん。……みんなで行ったらだめなんかいな。
 たまたま行き合わせた敦盛さんを誘ったら、日の当たる場所は嫌だとのこと。

「じゃあ、夜になったら出かけてみませんか?」

 こらこら望美ちゃん。女の子からなんてお誘いをするんですか。(このセリフを選んだ私が言うセリフじゃない)
 でも相手が敦盛さんだと、いけないことをされるよりも、望美ちゃんから仕掛けそうな雰囲気が漂うのはなんででしょう。まあそんな深いこと考えてないのがうちの望美ちゃんですけど。

 それはそれとして夜の滝って怖いと思う……。今みたいにライトアップなんてないんだろうし、夜の森がそもそも怖い。
 背景画はやっぱり怖かった。
 そんな薄暗いところで、話す話題が怨霊について。
 なんだこれ。肝試し?
 いやいや茶化してはいけませんね。敦盛さんの心情を思いやる大事なイベントなんですもの。
 平家と戦うのは辛いでしょうとそんな話になりましたが、

「それでも、敦盛さんの力を貸して欲しいんです」

 うちの神子ちゃんの腹は決まっておりますので、これでいきましょう。

「私の力は神子の役に立っているのか?」

 と敦盛さんは頬を染めて嬉しそうにしてくれました。気兼ねなく力を使って欲しいとも。
 敦盛さんにもときめきます。

 で、譲イベントはどこに行けばいいんでしょうか。(攻略サイトを探せと)

<十六夜 四章 まだまだ那智の滝> 

 那智の滝将臣&譲イベント再び。
 このままだと通常ルートになるのかなあ。

 滝の所で将臣くんと譲くんがケンカしたとき、望美ちゃんの一声で収まるのも面白いんですが、先に謝るのが将臣くんってのも個人的に結構ツボでした。
 将臣兄さんの度量は広くあって欲しい。
 譲は意地っ張りな方がいい(笑)。

 意地っ張りな譲が一人で下に行ってしまうところは追っかけますよ。当然。
「もう、なんで一人で先に行っちゃうの!」
 今回は怒ってみました。
「てっきり先輩は来ないものだと」
 あら、意外に素直に吐きましたね(笑)。
「なんで?」
「いいえ、別に……」
 ってそう素直でもないか。
 で、これで絆の関が開くんだよね。えーとこのイベント十六夜ルートには関係ないのかなあ。

 その後は眼鏡をとった譲を見て、星の一族の話になるんですよね。
「別に力がなくてもいいんじゃない?」
 と明るく返しました。
「そうですね」
 と譲からも帰ってきました。星の一族としての力が無くても八葉だからその能力を磨けばと。
 でもそこで何やら考え込んでしまう譲くん。

 ごめん。私のせいだね。
 さっき、この世界に来て変わったところもあるという話になったとき、
「譲くんの料理の腕も上がったでしょ」
 なんて選択肢を選んだ私のせいだね。
 星の一族あるいは八葉としての能力や功績ではなく、料理だけが望美ちゃんの印象に残っているというこの現実が悲しくなったんだね……。
 ごめんね、譲くん(違うだろ)。

<十六夜 四章 夢で逢いましょう> 

 わからないので、白龍ちゃんに相談しようと思って宿に帰ったら、イベントがありました。
 那智の滝はこれを発生させるための条件だったのかな?

 暑くてたまらない様子の将臣くん。
「でも、元の世界よりは涼しいと思わない?」
 と結構元気な望美ちゃん。望美ちゃんは寒さよりも暑さに強いイメージです。
「そうか?」
 と納得しない将臣くんに、「譲くんはどう思う?」と譲くんに望美ちゃんが話を振るんですが、譲は話を聞いていなかったらしく曖昧な返事。
「譲くん、今の話、聞いてた?」
 と鈍い望美ちゃんが不審に思うほどおかしい態度。
「暑さで少しぼんやりしてしまって」
 とのことなので、やはり話は聞いていなかったんですね。でもさ、譲くん。話を聞いていなかったというのに、君がとりあえず返す言葉は。

「はい、そうですね」

 って肯定の返事なんだね(大笑)
 まったくお前って奴はしょうがないね。

 でも大笑いしている私とは違うのが将臣お兄ちゃんでした。「暑さで」おかしいという譲の返事をそのまま受けずに、「寝不足なんじゃないのか」と譲くんをよく見ていらっしゃる。
「最近ろくに寝ていないだろ」
 そう言ってお昼寝を勧めてくれました。
 それなのに譲くんは真っ昼間から寝られないとつれない返事。
「兄さんじゃあるまいし」
 なんて憎まれ口まできいて。意地っ張りなんだからもう。
 でも、将臣くんには甘えが出ているってことですね。お昼寝を勧めてくれたのが他の八葉だったら、こんなふうに好意を無下にしたりはしないはず。
 意地っ張りな譲くんには望美ちゃんの一言が効くでしょう。
「ちょっと眠ったほうがいいよ」
 ってね。お姉さんとして優しく勧めてあげようじゃありませんか。

「もし、出かけることになったら、そのときはちゃんと起こすから

 え? ええ!?
 望美ちゃん、そこまで言うの? ちょっとそれは気が利きすぎてるんじゃ!?
 あなたいつからそんなに気が回る子になったの(笑)
 確かに置いていかれるのが嫌だから昼寝できないというのも、譲が将臣くんの提案を蹴った理由でしょうけど、あなたそんなことに気付けるような娘さんだったかしら!?
 やっぱり蜜月イベントの方が譲くんに優しい気がする。

 そのせいかどうか譲くんはやっとお昼寝する気になったみたいです。
「しばらく出かけないなら、休ませてもらいます」
 ってお前やっぱりそこが気になってたか……!!

 剣の稽古が一段落した望美ちゃんは譲くんの様子を見に行きます。ええもちろん行かずばなるまいて。
 見に行ったらちゃんとお昼寝はしていましたが、うなされている譲くん。

(手をつなげば、安心して眠れないかな)

 こうなったらとことん譲くんに優しくしてあげようじゃありませんか!!
「怖いことなんてなにもない」
 望美ちゃんの優しい呼びかけに、譲くんも落ち着いたようです。ああもうよかったねえ譲くん。こんな優しいイベントで。

(そっか。寝てるときは眼鏡かけてないんだ)

 こ、これはもしかして、望美ちゃんの方でもちょっとときめきが発生しているのかしら。

(よ、よく考えたら寝顔をじっと見てるってのも悪いよね)

 おお! やはりときめきが発生している!
 怖くないよって手をつないだ時点では、小さい頃と同じようなお姉さんとしての気持ちで全く意識していなかったんでしょうが、これはちょっと意識しているよね!
 ああ、やっぱり蜜月イベントの方が譲くんに優しい。通常ルートだと、望美ちゃんの気持ちが動いたのって譲が死んでからだったもんなあ。一年中見つめてきたのにあなたは気づいていないのか気づいているのかこれではまるで拷問だ告白ですら、かすりもしなかったもんなあ。
 最初のイベントも望美ちゃんが譲くんを探すという形だったし、蜜月ルートは望美ちゃんの気持ちの方も盛り上げていってくれるんだなあ。
 よかったねえ、譲。って本人寝てるけど。

 夕方になって起きてきた譲くん。久し振りにぐっすり眠れたと元気そうです。
「先輩のおかげですね」
「あの時、起きてたの??」
 お礼を言われてどっきりな望美ちゃん。
「アドバイスくれたでしょう」
「そっちか……。よかった」
 ほっと一安心の望美ちゃん。

 乙女な反応だ!
 あらあらあらもうどうしましょう。やっぱり蜜月ルートだと望美ちゃんが盛り上がってますよ。

「そのことじゃないんですか?」

 置いてきぼりなのが譲の方だなんて。通常ルートと逆ですね。

 そしてやっぱり十六夜イベントは、譲が不在の譲に優しいイベントなんだと改めてわかったのでありました。

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