プレイ記録 譲 十六夜ルート 〜二章〜    目次に戻る遙か部屋に戻る

<十六夜 二章 梶原邸>  

 譲スキーとしては通常EDだけしか見ないのでは片手落ちです。十六夜EDも見なければ。十六夜イベントは一つくらい通常ルートを辿るときにこなしていたような気がしますが、まあいいかということで2章から。
 せっかくだし前と違う選択肢を選んでいきましょうかね。

 京についたら梶原邸に腰を落ち着け今後の方針決め。
 元の世界に戻るために怨霊と戦うのかどうか決めるところでは、声に出さずに(戦おう)というのを選択。
「はい、こちらこそ、よろしくお願いします」
 そうしたら弁慶さんにお礼を言われました。
 前回選んだやつだと譲に止められて、でもほっとけないよっていうやりとりがあったんだっけ?
 今回も還内府なんてのがいるくらいだし、危険すぎるからやめろと言う譲くん。
 譲が本気ですかってびっくりするとこは無くなったけど、それ以外はあんまり変わらないのかしらと思ったらば、変わってました。しかも譲にとって幸せな方に(笑)
「私にしかできないことなの」
 と戦う決意を見せる望美ちゃんに、「仕方ないですね」とこの辺はいつもの譲。俺も行きますって言うセリフも前と一緒だと思うんですけど、望美ちゃんの返事が。が!

「うん。頼りにしてるよ」

 頼りにしてるよですって。
 頼りにしてるよですって!!!

 前回はあっさりうなずくだけで、あんまりにも薄い反応に譲を不憫がったものでしたが、こっちだとこんなに嬉しいセリフがついてきていたんですねえ。
 よし、これからは何周目をやるときでもこの選択肢でいこう。
 せめてこれくらいは幸せにしてやってもいいでしょうよ。

 こんな一言で幸せだのなんだの大騒ぎすること自体が不幸だとかそいういうことには気づかない方向で。

<十六夜 二章 京都でふらふら> 

 ところで、一周目クリアしたときに仲良くなっていたのは、譲以外では景時さんと敦盛さんでした。
 この三人は望美ちゃんとの二人協力技が使えるようになっていたんですよ。

 譲、景時、敦盛って、なんだその可愛そうな子御三家な組み合わせは。

 と一人で大受けしてました。
 いやー譲以外もそれなりにイベントこなしていたはずなのに、意識しないで仲良くなれたのがこの組み合わせって、私はどれだけ可愛そうな子が好きなのかと自分でもおかしいやらあきれるやらで。

 ちなみにこの場合の「可愛そうな子」というのは、「俺(私)なんか」という一人称が似合ってしまう可愛そうな子、という意味です。
 せっかくなので、譲をクリアしたら、可愛そうな子御三家を制覇すべく景時さんと敦盛さんにもチャレンジしてみようと思います。

 

 さてさて、十六夜イベントの一つ目は確か京でした。でも譲くんイベントは十六夜関連でなくともこなしていきますよ。ええもちろん。

 譲くんにお客さんがきておりました。
 弓のお師匠様初登場なんですが、望美ちゃんは譲の先生のことをもう知っているので、会えなくて残念だとがっかり。譲くんの方が望美ちゃんの勢いにびっくりしてます。

 そんなミニイベントをこなしたら九郎さんに花断ちみせて先生を捜してって前回と同じパターンで。前回この流れで譲の十六夜イベントにいけたと思うのでこうしたんですけど、別の流れでも譲イベントできたのかしら。

 流れは同じだから細かいとこ変えようと思って、朔ちゃんがお兄さんのことを話に来たときは「景時さんを信じるしかないよ」にしました。前回は「悪い人じゃないよね」だったんですが。
 朔ちゃんはお兄さんに厳しいけど、それだけ心配しているんですね。
「できもしない頼まれごとを抱えて泣き言を言っているのよ」
 とのこと。
 この「できもしない頼まれごと」って深読みすると痛々しいですね。政子様や頼朝様の影がちらついて。

 おおっとでもこの選択肢だと、景時さんがきたときに隠しごとをしてるみたいな流れになって、景時さんの気持ちが下がっちゃいました。
 うーん。残念だけどまあいいか。絆の関は開いたしね。
 その後先生を探しに行って、でもいなくて、神泉苑ならいるかもしれないけど今は入れないという流れもそのまま。えーと、どこで十六夜イベントに出会ったんだっけ?

 とりあえず進めていると、敦盛さんイベントが。
 邸に侵入して追われているところをかばうイベントです。
「そんな貴族っぽい格好目立ちますよ」
 って言いたかった。言いたかったよ。マダムのような雰囲気の敦盛さんには。
 なんでこのイベント部屋着なんですかねえ。外をうろうろしていたなら外着でいいと思うんですが。
 でも色々話していたら絆の関が開きました。今回も可愛そうな子御三家とは順調に縁を深めておりマスです。

 料理イベントももう一回やりました。声も堪能しました。
 このイベントはやっぱり白龍ちゃんとのやりとりが萌えますね。
 弟ができて楽しそうな譲くんと白龍ちゃんが可愛い可愛い。
 それだけに白龍ちゃんがおっきくなるのってショックなんですよねえ。

<十六夜 二章 京都デート> 

 どうやら道筋は間違えなかったようです。十六夜イベント、京都で新婚ごっこ(違う)に出会えました。

 せっかくいい天気だから出かけようと譲くんを探している望美ちゃん。
 もうこの冒頭だけでご飯3杯はいけますね(何が)

 望美ちゃんの方からお出かけに誘ってくれるなんて、この素晴らしいチャンスにいないという譲くんの間の悪さがなんというかもう愛しすぎるね!
 そしてこの後の朔ちゃんとの会話がまたいい。
 譲イベントなのに譲不在というこの場面でこれだけ盛り上がれる私もまた可愛そうな子なんだろうな(笑)

 さてさて、朔ちゃんには譲が弓の鍛錬に六条堀川へ行ったという情報をいただきました。

「これじゃ、元の世界にいた頃と変わらないな」
 という望美ちゃんに、
「二人とも、元の世界ではいつも一緒にいたのではないの?」
 と驚く朔ちゃん。
 譲がいつもいつもいつも張り付いているから、きっと元の世界でもそうだったんだろうと思っていたんでしょうね。でもここは、望美ちゃんが譲くんを探しているという場面なんですから、望美ちゃんが譲くんにくっついて回っているところもまた、朔ちゃんはよく見ていたという解釈をしてもいいですか。譲が一方的に追っかけ回していたんじゃなくて、望美ちゃんの方からも譲に近づいていってたと、少なくともそういう傾向があったんだとそう妄想してもいいですか。
 恋愛感情なんてなくてもいいんです。異世界に来て色々不安だしよく知っている幼なじみが一緒にいてくれると安心するとかそんなんでもいいから、望美ちゃんも譲くんを追っかけ回していたんだと、そう信じてもいいですか。いいですよね? そんなふうにも解釈できますよね?

 なんだこれ。通常ルートの持ち上げては突き落とすイベントより、蜜月イベントの方が譲に優しいのか? でも譲イベントなのに譲不在の場面で譲に優しいって、それは本当に優しいと言えるのか。

 ともかく二人の会話は続くんですが、
「小さい頃はね。でも、学年も違うし、譲くん、忙しいことも多いし」
 といつも一緒にいたわけではないと答える望美ちゃんの会話がまたもう色々妄想をかきたてますよ。しかも挟まれる回想シーンがまた萌える。
 望美ちゃんが譲くんを訪ねて、学年の違う譲くんの教室に行くようなことがあったなんて。
 しかも譲はそれを知らないなんて。
 譲不在だけど譲に優しいイベント(笑)。蜜月ルートのテーマはそれですか?

 元の世界にいた頃の譲は、望美ちゃんと随分距離を置いていたようですね。きっと意識して置いていたんでしょう。あきらめと言ってしまったら寂しすぎるかもしれないけれど、いずれ来る決定的な瞬間に備えていたんでしょうねえ。
「この世界に来てからは、一緒にいることが多かったから、昔みたいだなって思ってたけどね」
 この世界に来てからは、おはようからおやすみまであなたを見守っておりますからねえ、譲くんは。

 朔に勧められて譲くんを迎えに来ました。
 朔ですらすぐそばなんだからと言っていたのに、一人で出歩くなんて危ないと怒る譲くん。ああ、そういえばこんなイベントだったなあ。前回はなんて答えたんだっけ。
「もしかして、心配…した?」で、譲が照れて、今度からは気をつけるよだったかな。
 じゃあ今回は別のでいきましょう。
「大丈夫大丈夫。心配ないよ」
 これでどうかな。もう望美ちゃんも強いし、色々修羅場もくぐったし、これくらいの一人歩きなんでもないよね。
「いざとなったら大声出すから」
 ってえ? そうなの? 望美ちゃん。相変わらず予想外の流れになるなあこの子。

「そしたら譲くんが助けに来てくれるでしょ」

 って予想外もいいとこじゃー!!!!
 ええええええええ? なんだこのイベント。譲に優しすぎるだろ。
 まあでも、望美ちゃんの天然小悪魔ぶりに振り回されてるんだから、一概に優しいとは言えないんでしょうが。だって望美ちゃんのこの言葉に深い意味なんてまったくないんですものねえ。
 無意識に譲くんに甘え頼りまくっている望美ちゃんが好みなんですけど、でもこれをずっとやられる譲くんはたまったもんじゃないよね。

「まったくもう…仕方のない人だな」

 そう答えるしかないよね。
 ああもうこれだけでお腹一杯だよ。このあと確かデートして新婚さんに間違われるんだよね。
 前回は「それを言うなら「彼」とかじゃないの?」で、持ち上げて突き落とすパターンだったので、違うのにしましょう。

「……び、びっくりしたね」
「そう…ですね」

 あら初々しい。こっちだと譲に優しいのかしらと思ったけど、そこはやっぱり譲イベントでした。
「元の世界だと「あら仲のいいごきょうだいね」とかだったのに」
「兄さんと三人でいて、誤解する人なんていませんよ」
 こういう流れの方が落ち着いて見ていられるよ(鬼)

 デートも終わって帰ってきたら、とどめがありました。
「あんなにぎやかだとは思わなかったよ」のところの選択肢に
「いろいろ、面白いこともあったし」を選んで譲くんをどっきりびっくりさせた後で
「見たことないようなものも、いろいろ売ってるから」で突き落とす。

「あ……ああそういうことですか」

 やっぱり譲イベントはこうでなくっちゃね!

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