プレイ記録 譲 通常ルート 〜四・五章〜     目次に戻る遙か部屋に戻る

<五章 福原事変>  

 五章も特に譲で特筆すべき出来事はないよなー。二周目はなんかあるのかなーとぼんやり進めておりました。

 

 ってあぶねえあぶねえ。うっかり譲イベント見逃す所だったよ。
 生田に向かう途中で一ノ谷に引き返してよかった。
 名前呼びイベントなんておいしいの見逃したらもったいない。
 昔は望美ちゃんって呼んでくれたのにとかそんな会話に萌え萌えしました。譲くんが先輩って言い出したのと、将臣くんが望美って呼び捨てにし出したのと比べたら、やっぱり将臣くんの方が早いんでしょうね。小学校の高学年の頃にはすでに呼び捨てだったのかなー。春日さんなんて呼び方は一度も使わなかったのかな、二人とも。

 それにしても、一番譲にとっておいしそうな選択肢、「呼び捨てでいいよ」を選んだというのに、
「将臣くんだってそうでしょ?」
 って兄貴を引き合いに出されたよ。こんなところでまで不憫だなあもう。
 でも一応お試しとはいえ「望美」って呼べたし、望美ちゃんにもドキドキしてもらえたし、おいしかったのかな。
 本人はあまりおいしいと思っていなさそうなあたり、やっぱり譲だけれども。

<四章 那智の滝>  

熊野に忘れ物をしてきたことに気づいたので、熊野三度。
白龍ちゃんより譲だったよ。失敗失敗。

 

 今回は忘れずに那智の滝へ行きました。
 それにしてもなんで将臣イベントで絆の関が開くんだろうね、譲は。だからさっきうっかり忘れてしまったじゃあないですか。ただでさえ熊野長いのに、もう一回って疲れるよ!(逆ギレ)

 でもこのイベントはさすがにおいしいのですね。
 子供の頃の思い出を共有するって幼なじみならでは……って望美ちゃんが忘れてたら共有できないじゃん!

 将臣くんは子供の時から男前だったということがわかりましたけれど、こんなに男前で一つしか違わないってアリなんですか。譲くんが幼稚園にあがったばかりってことは、将臣くんと望美ちゃんは小一ってことになるのですが。
 うーん。でもまあ、アリかなあ。けっこうお兄ちゃんとかお姉ちゃんという立場にある子って、小さくてもしっかりしてたりするし。特に、弟や妹が一緒にいる時は頑張ってたりするもんね。将臣くんは、譲くんと望美ちゃんという弟と妹(え?)がいたから、小一でもばっちり頼りになったのでしょう。

 たぶん、そんな男前な兄さんと駄目駄目な自分を思い出して機嫌が悪くなっていたのでしょう。譲くんは将臣くんのささいな冗談に怒ったふりをして一人で行ってしまいました。
 先輩が覚えていないとはいえ、ふがいない自分の思い出話の後では、望美ちゃんに合わせる顔がなかったんだね、きっと。
 望美ちゃんが全く気にしていない(そもそも覚えていない)のに、一人でぐるぐるする譲くん。きっと兄貴にはそんな思考もばれているに違いない。

 だけど空気の読めないうちの望美ちゃんは、結局譲くんを追いかけていきました。
 せっかく望美ちゃんがおっかけてきてくれたのにびっくりする譲が不憫でならないよ。
 自分の方に来てくれたという喜びより先に、なんで?って疑問が先に立つのかい。
 ほんとに押したら引くんだね、この子は。
 やっぱり怒ったんじゃなくて、一人になりたかっただけなんだな。兄貴と先輩を一緒にいるのを見ていられなかっただけなんだな。

 その後続いた会話で、譲くんの夢見がまだ悪いままになっていることも確認できました。
 将臣くんは夢見がよいとかって、こんなとこでまでそんな対比いりませんよ(笑)

 はあ、やっと熊野終わったよ。
 みんなまだ弱いから、戦闘頑張って強くしないといけないし、今夜中に譲ED見るの無理そうだな。とか思っていたら、吉野を通ることになってしまいました。選択肢、間違えた?
 ああまた時間がかかるー。

<間章 峰の白雪>  

譲イベントもあったのかもしれないけれど、もう探す余裕がなかったので、最短ルートで終わらせました。
それでも結構面白かったです。

 吉野も譲くんけっこう面白いですね。
 約束もしなかった将臣くんと本当に会えたことにびっくりする譲くん。将臣くんの変化に反応して可愛かったんですけど、でも一番は九郎さんイベントの譲くんでした。

 いや、九郎さんイベント自体もよかったですよ。やっぱりいい男だなあと惚れ惚れ。
 真面目だしさわやかだし、気遣いもばっちりだし。
 九郎さんとの二人きりイベントが、剣の修行というのはいいなあ。
 九郎さんの真っ直ぐさは嫌みが無くて本当にいいなあ。カッコイイね。よっ若大将!

 でも、さわやかイベントの裏で、譲は望美ちゃんがいなくなったことを相当心配したんでしょうねえ。しかも九郎さんと二人で帰ってこられちゃあねえ。一人でふらふらしているより、二人でいてくれた方が良かったんでしょうが、でも複雑だよねえ。九郎さんだから何もなかったってのはわかるんだろうけど、でも複雑だよねえ。
 そんなぐるぐる譲の、九郎さんに対する当てこすりの仕方が面白かった。
「吉野山、峰の白雪踏み分けて――」ですと!?
 相変わらずの博識ぶりはいいんですが、選りに選って静御前の歌を出しますか!(笑)
 しかも、女性を一人で置いて逃げた男の歌だなんて言って(笑)
 作ったのは静御前だから、逃げた男の歌というのは間違ってるぞ。正確には逃げた男のことを歌った歌ですな(問題はそこじゃない)

 けど、さわやか好青年九郎さんに、そんな嫌みが通じるはずはなく、この勝負は譲の負けー。

 譲、普段は分別くさいだけに、こんな子供っぽい嫉妬とかすると面白いです。

<五章 約束>  

どこで絆の関が開くのかわからないからドキドキですよ。
間違ったかなあ、やりなおしかなあ、と青くなりながらのプレイでした。
そうか、最後か……。

 良かったです。なんとか絆の関も埋まっていたので、譲の悩みが聞けました。譲の悪夢とは自分が死ぬ夢なのだと。

 そんな譲の悩みの内容も胸にいたいのですが、それより何よりこのイベントは中原さんの声で死ねると思いました。
「(未来を見る力で、先の不幸がわかったら)どうやって生きていけばいいんですか?」
 ってそんな、せっぱ詰まった声で言われたら胸が痛いどころじゃない。
「どうやって」
 のところの声の詰まらせ具合とかかすれ具合とか、私がどうやって生きていけばいいのか。
 コントローラー落としました。

 声つきのイベントがくると、つい声を聞いてしまうので、ますますクリアに時間がかかります。でも、セリフを飛ばすなんて出来ないー!!

「なんで教えてくれなかったの!」
 譲くんの悩みを聞いて、お姉さんならこう反応するかなと怒ってみたらば、先輩は優しいから同情してくれるだろうしそれは避けたかったというお返事が。
 そう、絶対に避けたかったのね(ほろり)
 そして心配してもらえるのは、先輩が優しいからなのね(ほろり)

 先輩が自分を気にかけてくれたとしても、それが同情からくるものであればいらないと。逆に言えば、同情でも引かないことには気にかけてはもらえないと思っていると。
 相変わらず後ろ向きな譲くん。

 でも、今は死にたくないそうです。先輩を残して死にたくないそうです。こんな世界に先輩を残して逝ったりしたら、心配でしょうがないというのもあるんでしょうが、こちらの世界に来て先輩が近くなったので、こんなところで死んだら心残りもいいとこなんでしょうね。
 そこは前向きな譲くん。
「絶対に生きたいんだ!」
 ――だから、中原声は死ねるって……!

 死なないと約束したからといって、実際に死なないで済むというわけにはいかないでしょうが、譲くんは前向きになってくれました。
 でも、生き延びられる道がないか探し続けると約束しますって言い方が譲らしいね。
「はい。死にません」
 とは言わないんですね。
 そんな君が愛しいよ。
 さて、やっと鎌倉だ……。

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