<仕切り直し> 他の人のルートで譲がどんな反応を見せているのか確認するために、ひたすらプレイのはずだったのに、ヒノエ蜜月は全然譲が出てこなかったので、仕切り直し。 絆の関は二章まで開けてたので四章からやり直し。熊野は彼の本拠地なので、あちこちでヒノエくんイベントがありますね。お父さんとのイベントとか、ほんと仲良さそうでいいですね。ますますヒノエくんの株があがりました。 で、メインイベントは頭領との面会で、おめかしした望美ちゃんを海賊がさらってそれを颯爽と助けに来てくれるヒノエくん。 「私一人じゃ、さすがに手に余ったよ。恩に着るね」 誘拐されたところを助けてもらうという乙女イベントですが、選択肢は男前のを選んでみたら、ヒノエくんは惚れ直してくれたみたいです。 「ヒノエくんが頭領だったなんて、びっくりだよ!」(笑顔) くらいに明るく受け止める流れでも良かったのだけど、そういう選択肢はないからしょうがない。 私もだよ。 この選択肢だと泣いちゃうのか。せっかくさっき勇ましいの選んだのに台無しだ。「あんまりだよ!」とかって怒るのもちょっとなーと思ったのでこれにしたのですが、これも失敗かあ。でも、「こんなことがなかったらずっと黙ってたの?」っていうのもなあ。……この三つしかないんだからしょうがないか。 |
<頭領として> 落ち込んでる望美ちゃんに声をかけてくれるの、弁慶さんなんですね。ヒノエを探してきてくれ、ついでに街も見てこいって。普段色々言い合っている仲ですが、やっぱりヒノエくんのことをよくわかっていて、心配もしてるんでしょうか。確かおじさんにあたるんですよね? 街を見て回った望美ちゃんは、源氏や平家とは違う熊野の状況を知り、ヒノエくんが秘密を持っていたのは、自分たちをないがしろにしていたのではなく、熊野を大事にしていただけなのだと気づきます。 いやあ、なんていうか、ヒノエくんのルートってほんと正統派少女漫画ですねえ。出会ったときからヒノエくんの魅力を一つ一つ見せつけられ、さらに彼の背負うものを知っていくと。そうして彼に対する理解が深まるにつれ、彼に惹かれていくわけですね。 「ヒノエくんには熊野を守る責任があるんだから」 だけど、さらにいいなあと思ったのはこの後の流れですね。 「ヒノエくんの立場はわかるけど……でも私たちには熊野の協力が必要だ」 って、望美ちゃんが神子としての立場を忘れないところが素晴らしい。 「や、望美。……その、あれこれ悪かったかなって思って」 珍しく弱気な登場のヒノエくん。やっぱりさっき望美ちゃんを泣かせてしまったのを気にしているのでしょうか。 「ううん、もういいよ。私も、いろいろわかったから」 望美ちゃんが笑顔で応対してくれて、さすがのヒノエくんもほっとしたのかもしれませんね。 熊野の条件は勝ち馬に乗ること。源氏にはっきりした勝ち目がなければ協力できないとヒノエくんに言われ、今源氏は不利だからと落ち込む望美ちゃん。 「だったら、状況をひっくり返すんだよ。――オレたちの手でね」 やっぱりヒノエくんはカッコイイですね。突っ込みドコロがまるでありませんよ。もう感心するしかない。 さて、男前な味方を得て、いざ海戦へ。 |
<紀伊湊> この章にくるのは初めてです。 ヒノエくんには関係ないのですが、ここでやっと譲が出てきました譲が! 吉野でも譲が出てきました。戦に関係ない人まで大変な目にあってるんだという話になって、何も出来ないと落ち込む望美ちゃんに、早く戦を終わらせれば少しは役に立つはずだと励ます譲。なんていうかもう、フォローが行き届いていて、ほんといい子だなあと思います。 さてさて、で、ヒノエくんですが、譲にほろりとしている場合じゃありませんでした。船を奪う作戦前に重要イベントが。 「よく似合う。可愛いよ」 (こ、これって告白……だよね?) って望美ちゃん! 告白っていうかもうプロポーズだからそれ! ででも、ですよ(動揺)、この時点では望美ちゃんまだ落ちてないんだよね? だって熊野でも、「ヒノエくんは熊野が大事」とか「味方になる条件は?」とかそういう会話してたもの。望美ちゃんまだ冷静だよね。冷静。まあこのプロポーズ聞いて冷静かどうかはわからんけども、まだ落ちてはいないはず。 「違うね。お前の好きなヤツがいるところがお前の世界さ。オレ以上のヤツがお前の世界にいるとは思えないけど?」 完敗。 「オレは、お前が好きだよ。だから帰したくない」 で、とどめ。 「わかった、考えておくね」 でも、ちょっと逃げておくことにしました。まだ、まだ生まれ育った世界を捨てる決心まではつかないと思うんだ。 「ふうん……、それなら決まりかな。この戦いが終わるまでにお前をその気にさせてみせるよ」 うん……。 |
<博識な譲> ヒノエくんの船強奪作戦には、臭水を使うのだとか。 「夜が来るまで鳴りを潜めてようぜ――ってことで、どこか人目につかないトコへ行こうよ、望美?」 ヒノエくんは早速「お前をその気にさせてみせるよ」作戦を進めようとしているわけですが 「いや、離れて行動するのは良くない」(敦盛) 他意のない(?)二人に阻まれてしまいました。 作戦の方はもちろん成功。船戦なら火攻めって常道なんだけど、燃やし尽くすんじゃなくて、奪う作戦なのに、豪快に火をつけてよくうまくいったなあ。ほんとすごい。 「惚れ直したか?」 ヒノエくんに対しても素直に称賛しておきました。 |
<ヒノエの奇策> 福原を攻めようにも決め手を欠く源氏軍。弁慶さんも機はまだ熟さないと不安顔。鎌倉の命には従わなければと総大将は言うも、生田も一ノ谷も平家の守りは堅い。どうしてもというならば生田だろうかと景時さん。 うーん。譲のおもしろ言動と見るというのが目的だったんですが、譲が博識だったりかしこかったりする場面ばかりですね。これは喜ぶべきなのか?(喜べよ) |