プレイ記録 ヒノエ 蜜月 前のページに戻る/目次に戻る/遙か部屋に戻る/トップに戻る
<勝浦デート> 勝浦で足止めくっているうちに、ヒノエくんからお誘いが。 「うちのお母さんも心配してるかなって。私が、ある日突然いなくなっちゃったんだもんね…」 怒濤のように過ぎていく日々、また皆を助けなければという使命感から普段はあまり元の世界のことまで考えられない望美ちゃんですが、ふと郷愁を刺激されてしまったようです。 そんな望美ちゃんにヒノエくんも憂い顔。 「帰るなって言ったらどうする?」 蜜月イベントは声がついてないのが残念でなりません。 うーん。ネオロマンスって感じ。 |
<京の怪異を鎮めるために> 情報収集へと向かった法住寺では、追い返されてしまったので、忍び込もうってことにしてみましたら、譲がヒノエの踏み台になるイベントが。 「せっかくの身長活かさなくちゃもったいない」なんて言われてましたけど、活かされてないから!(笑) あと、やっぱりヒノエと仲良しなのが微笑ましい。 |
<雨の日の…> 京の怪異を鎮めなければならないのですが、ある雨の日、憂い顔のヒノエくん。 「何かあったの?」 こちらに気づいたヒノエくんはいつものように軽い調子で「もしかして、オレのことが心配?」とかわしにかかりますが、望美ちゃんはまっすぐに「心配だよ」。 「姫君は優しいね。…こういうのも悪くない。優しくされるのも、悪くない。心地よすぎて溶けてしまいそうだよ」 優男なセリフまわしは、シリアスな場合でもそのまんまなんですね。こっちは溶ける前に砂糖の山に埋もれてしまいそうです。 「熊野のことが気になっているの?」 流されない女、春日望美。 このまま雨が止まずにいれば、世界から切り離されてずっと二人でいられるのにと。 だがしかし、口に出した言葉は、雨が止まなければ天女が羽衣を得ても帰れないからというものだったので、その真意は望美ちゃんには伝わらず。伝える気もヒノエくんにはないようです。お前を困らせたいわけじゃないしねと。 戦の終わりが見えてきたこの頃、ヒノエくんはやがて来る別れのことを考えて悩んでいるようです。 |
<決戦前夜> 壇ノ浦の決戦の前「ヒノエくん、いつまで一緒にいられるんだろう」を選択。 明日の戦は源氏の勝利で終わると断言するヒノエくん。その理由はなぜかわかるかときかれました。 「もうちょっと肩の力を抜いてもいいんじゃない?」 ヒノエくんに言われると、そうだよなあって気分になりますね。これが譲だったら、「お前が抜け」って言いたくなる(笑) 「お前とオレがいるんだ。勝つのが当然だろ。違うか?」 違いませんとも。 自信家ヒノエくんは、明日の戦なんてどうってことないと言いきります。問題はその後だと。 @「熊野に何か心配事があるの?」 どーれーにーしーよーうーかーなー。 ありなのかも。 「熊野に何か心配事があるの?」 こっから甘い方向へもってってみやがれという、私からの挑戦状(笑) 「平家という共通の敵があるから――鎌倉がきな臭い――熊野に飛び火しないよう――」 ってさすがに甘くはならないか。ヒノエくんはシビアに現状の分析を始めました。 「オレを見て。うつむいてちゃ花の顔(かんばせ)が見えない」 ヒノエくんの方は、何故かもうふっきれているようです。 「戦もその先も、お前が心配することじゃない。――お前を泣かせるような結末は見せないからさ」 何か考えがあるみたいですね。熊野の別当殿は。 |
<惚れた女> 壇ノ浦の戦いは、置いてきぼりをくらった清盛との戦いになりました。 「ホント、いい顔だね。惚れ直すよ」 こんな時にまでまだ言うかーって照れる望美ちゃんに、こんな時だからとしれっと返すヒノエくん。ええもう、さすがですとも。ネオロマンスを体現する貴方にどこまでもがんばってもらいましょう。 「惚れた女を守れないようなヤワな男じゃないって見せてやるよ」 言いましたねー。惚れた女ってはっきりきっぱり。 ヒノエくんは火属性だし、あっさり清盛撃破。 |
<波間の極楽デート> 戦も終わり、白龍に力が戻ったので、帰れるそうです。 「明日の朝までオレに時間を預けてくれないかな」 望美ちゃんの歯切れは悪いのですが、ヒノエくんは嬉しそう。 「姫君を波間の極楽へおつれするよ」 夜の海に二人きりで船をだし、十六夜の月を見上げ、海の上ならなんでもオレの思い通りだという熊野の頭領。 ちょっ、この雰囲気はなに!? 「怖くないよ、沈んだりするはずないもの」 ってかわしてみたい気もするけど、さすがに事ここにいたってそれはヒノエくんが気の毒だろ! (そんなこと聞かれると、意識しちゃうよ…) 望美ちゃんには気の利いたセリフは出てこないだろうと、沈黙を選択したのですが、「まったくお前は可愛いよ」って返ってきました。間違えたかも〜。さすがにこれはむずがゆい〜。 「知っているのは、オレだけ……だろ?」 ええまあ、残念ながら。知りたかった人はいるでしょうけども。譲とか譲とか譲とか。 「お前の知らない夜の海を見せてやるよ。途中で疲れて眠ったりするなよ?」 ってとうとう、今夜は眠らせない宣言ですか!? ちょっとヒノエくん、あんたどこまでいくつもり? まあ、朝も望美ちゃん、無邪気に笑ってますからね。 「そんなこと言うなら、本当に…帰るからね」 拗ね気味に漏らした言葉で、元の世界へ戻されてしまう望美ちゃん。 過ぎゆく時間。いつのまにか季節は春。ヒノエくんに似た人を探してしまう癖だけが望美ちゃんに残ったもの。ところがそこへ現れたのは……。 っていうEDでした。 いやー、最初から最後までデート三昧なイベントといい、糖分100%なセリフといい、何から何までネオロマンスなヒノエくん蜜月ルートでございました。 ヒノエくんてば、カッコ良すぎ。 |
<だから> 蜜月からやるなよ、と自分に突っ込み。 このルート、別に悪くはないんですが、最初からとにかくデートデートで、そのうちヒノエくんは一人で別れのことを考えて悩み出すので。えー? 望美ちゃんの気持ちは? って思ってしまいました。そしたら、最後の方では望美ちゃんも悩み出すし。え? 望美ちゃん、あんたいつからヒノエくんのこと好きだったの? ヒノエくんの蜜月ルート、非常に甘くて楽しかったんですが、その甘さはどこから来てるかって言うと、最初から二人は両思いだってのが前提にあるんですね。 おいてきぼりといえば、ヒノエくん、カッコイイのは確かなんですが、EDは好みじゃないなと思ってしまいました。 望美ちゃんを困らせたくないっていう、愛情からきた態度なんでしょうが、望美ちゃんはそんななにもかもお膳立てしてくれないと動けないようなおじょうちゃんじゃないぞと言ってやりたい。 望美ちゃんの強さを愛する私としては、おんぶにだっこで全部おまかせしても間違いがないヒノエくんの頼もしさに寄りかかるのではなく、強い二人が共に立って歩んでいく形を見せて欲しかったのでありました。 それから、これはいうだけ野暮なんでしょうが、白龍の逆鱗があんな便利なアイテムだなんて反則だとも思った(笑) |