これは、「かねての疑問」でそのうち書くといった、ひらひらひっぱり話です。
書いているうちに、そこがメインなのか!? と自分でもつっこみたくなる話に仕上がってしまいました。
初めは確かに「かねての疑問」みたいな、コメディというかむしろギャグな話だったのに、あれえ?

さて、あのEDですが、お父さんとの一騎打ちのシーンは泣けました。
頭をなでてもらうところと、その後のジュードの号泣は胸が痛かったです。
それだけに、あのとき思いっきり泣けなかったジュードを泣かせてあげたいなということで出来た話でもあります。

もちろん、ジュードは強い子ですから、
あのときちゃんと前に進まなきゃと泣きやんだ彼の言葉は強がりではないと思います。
でもやっぱりあの旅でジュードが失ったものの大きさを思うと、とことん泣いてもいいんじゃないかなと思いまして。

もう大丈夫だと思ったことでも、ふとした拍子によみがえってきて苦しくなる事もありますし。

あとは、EDでジュードが森林保護官になるというのをみて、「なんでやねん」と思ってしまった自分のためですね。
別に似合わないというわけではありませんが、なんだか唐突すぎて、どうしてジュードがそれになろうと思ったのか、
よくわからなかったのです。
それで自分なりに、どうしてジュードがあの職業にたどりついたのかを整理しようと思った話でもあります。

そんなこんなで、最初の「ひらひらを引っ張る話」というコンセプトをどんどんはずれていったと。
そういうわけで長いだけでとりとめのない仕上がりになったと。

そんな話です。


05.08.15

「かねての疑問」の後書きでも書いたのですが、ひらひらの話ができるきっかけとなったのは
こちらの同盟です。
ヒントをいただいたひらひら話もこうしてなんとか書けたので、同盟に登録してきました。

アルジュドアル友の会