実はものすごく不安なんですけど。もうすでにどなたかが同じネタで書いていらっしゃるんじゃないかと。
最終回をネタに創作する場合、ルナの仲間との再会シーンはやっぱり大きなポイントですものね。
後はコロニーに帰るのを決めるところと、アダムにそれを告げるところと、コロニー帰還直後とかですかね。
基本的に他の人が書きそうなところははずして書いてきたつもりなんですが、今回はびくびくしながら結局書いてしまいました。
ルナを叱りたかったのと泣かせたかったので。
ルナを叱る役はやっぱりメノリしかいないかなと思います。カオルとベルは同じ事しようとしたんだから、叱れる立場にいないし、
シャアラやチャコだと叱るより先に喜んじゃうし、その他の子でも、怒れても叱るのは無理かなと。
51話でかっこよくカオルを説得したメノリ様にここはご登場頂くしかないでしょう。
でも、そうなると、きっと誰かが書いてらっしゃるかなとか、私が書いてもメノリ様のかっこよさが足りないよとか、
もう色々不安ではあったのですが、最後だしと思い切って挑戦してみました。
全然駄目だとか、まあがんばったんじゃないとか、ご感想いただけると幸いです。
さて、それはそれとして、カオル視点にしてしまいました。
カオル視点の難しいところは、彼の語彙がわからないってところですね。
普段の口数が少ないだけに、どんな言葉でしゃべるのかがわからないわからない。
アニメの最初の頃なんて、一人称と二人称すらわからなかったくらいですし(笑)
それでもカオル視点にしたのは、これ以降カオルくんに頑張ってもらいたいというエールからですね。
カオルナバトンでも書きましたけど、アニメ本編中のカオルって、恋愛的な要素ではがんばってないと思うんですよ。
ひたすらルナのフォロー役に徹していたし、それを自分に課していたように見えました。
なので、ここからは恋する男の子としても頑張って欲しいし、
ルナをちゃんと支えられる存在にもなってほしいという願いがこめてあるのですよ。
ルナもこの最終回が本当の意味での独り立ちへの出発点ですしね。
ラストの前向きなカオルくんは、かなりらしくないかもしれないのですが、
最終回ラスト近くのカオルくんがもうらしくなかったし(人間の犯した過ちもふくめてな、とかそんなこと言ってたしなあ)、
大人になったカオルくんはずいぶんとさわやかになってたし、
23話以降変貌をとげたみたいに、きっとまたここから劇的に変化するんだわとか思ったので、言わせてみました。
そんなわけでひとまず全話制覇シリーズ完結です。
ここまで全部読んで下さった皆様、ありがとうございました!
06.01.09