脱獄囚を出し抜いて(?)輸送船をゲットし、なんとか浮上したのに脱獄囚は船内に侵入してきたさあ大変

ってな始まりから、脱獄囚との戦闘、そして墜落と、大変な回なのに、
こんなルイの話なのは、カオルが操縦席でルイを思い出したから。

ではなく

カオルがシートベルトを着用したからです。

いやその、カオルってば、その後オリオン号(手作りの)とか宇宙船とか操縦するときも、
きっちり声だしするじゃないですか。「エンジン始動!」とか、「システムオールグリーン!」とかそんなのを。
ああいう声だしって、一緒に作業する人がいないとあんまし意味ないのにきっちりしてるな、と思いまして。
で、シートベルトも締めてるし、マニュアル通りきっちり手順踏んで、基本に忠実な操縦をしているんだろうなあと。

まあ指さし声だし確認というのは、一緒に作業する人との連携のためだけじゃなくて、
安全確認を確実にするためという意味もあるので、声だしても全然おかしくはないのですが、
どちらにしても、カオルってやっぱり真面目なんだなあと思ったのです。

で、訓練生時代はもっと真面目だったのかもしれないなあと思ったらこんな話に。
あまりに基本に忠実すぎたので、良い意味でいいかげんなところのあるルイに勝てなかったのだとか、
それこそ真面目に考えたから出来た話なんです、けど、こんなカオルはお嫌いですか?

05.11.02

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