この回は、DVDまともに見られないのです。前半は特に。

だってハワードをはりたおしたくなるんですもの!

ハワード好きですよ、私。彼がいたからこそサヴァイヴはここまで面白かったのだと思ってますし。
でもこの回のハワードは見ていてかなり腹がたって腹がたって(相手はアニメだ落ち着け)
石田さんの演技が上手いからよけいに憎たらしい…

ハワード坊ちゃんの一番の欠点は思いやりの欠如ということでしょうか。
自分以外の人の感情に鈍感というか、まったくそこに考えがおよばないのですね。
ある意味生まれたての赤ちゃんと同じ。
お母さんが眠かろうが疲れていようが、おなかが減ったら泣くし、おむつがぬれたらぐずる。
自分の欲求と感情が満たされることが最優先で、回りに対する配慮が無い。
ただ、そこに悪気もない。
この回も別にシンゴをいじめようとか傷つけようとか思っていたわけではないと思います。
ただ、自分の苛立ちを解消したいだけ。
そういうことをされたら、シンゴがどれだけ傷つくかというのは、全然考えてない。

ある意味で悪気があるより性質悪いですけどね。
だからアダムの件で、メノリのバイオリンを持ち出すこともできちゃう。
バイオリンに何かあったら、メノリがどう思うかを少しでも考えたら、バイオリンには触れないのですが。

そんなハワードも少しずつですが、自分以外の人のことも考えられるようになっていって、
この回でもシンゴが傷ついたことがわかると、直接謝ることはまだできないけれど、
なんとかしようと行動できました。
自分のことを優先しがちなだけで、もともといい子ですものね。

でもでも、前半の彼の言葉にはむかついてしまうので、まともにDVDを見ることができないのでした

2005.2.16

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